聖隷クリストファー大学 教員情報   
     


  フルカワ カズトシ
  古川 和稔   社会福祉学部 介護福祉学科   教授
■ 標題
  特別養護老人ホームにおけるチームアプローチの実践状況
ー学際的チームアプローチ実践評価尺度の検討とバーンアウトとの関連ー
■ 概要
  本研究の目的は、特別養護老人ホームに勤務する職員を対象に、学際的チームアプローチ実践評価尺度の構造を検討するとともに、チームアプローチ実践の自己認識とバーンアウトとの関連を探索し、介護職員の職場定着への示唆を得ることである。532名から得られた回答を分析した結果、先行研究と異なる4因子が抽出された。バーンアウトを目的変数とした重回帰分析の結果、第Ⅰ因子“専門的支援の実践”は脱人格化と個人的達成感に、第Ⅱ因子“チームの凝集性” は情緒的消耗感、脱人格化、個人的達成感の全てに対して有意な負の関連を示した。本研究の結果から、評価尺度の再検討の必要性と、良好なチームアプローチ実践の自己認識がバーンアウト低減に関連することが示唆された。
  ◎古川和稔、井上善行、小平めぐみ、野村晴美、藤尾祐子
  共著   自立支援介護学   8(2),132-138頁   2015/06